Profile 所長税理士・行政書士:三林新栄
三重県出身。中学生の時に名古屋に移る。人の役に立てる仕事がしたいという思いから、税理士を目指す。大学卒業後、経営者を幅広くサポートできる税理士になるべく、東京で3年間経営コンサルタントの修業に励む。税理士資格取得後は名古屋に戻り、税務会計の実務に3年間従事した後、開業する。
About J-MACS税理士法人
企業の参謀役として、 幅広くクライアントをサポートするJ-MACS税理士法人。1989年に開設された同事務所は、数字を重視した確かな事業計画で企業の発展に大きく貢献している。「お客様の喜ぶ顔が私の原動力です。」と語る三林所長。 より充実したサービスを提供するために、今後所長はスタッフを増員し、事務所全体のさらなるレベルアップを図る考えだ。そんな所長に俳優の岡本富士太さんがお話を伺った。
◎以下全文
岡本:
所長が税理士になられたのはなぜですか?
三林:
もともと自分で商売がしたいという思いがあり、どうせなら人の役に立てる仕事がしたいと考えたのです。それで税理士の道に進むことにしたのですが、単に税務会計をする税理士では物足りないと思いましてね。 大学卒業後、東京で3年間経営コンサルタントの修業をしたのですよ。そして税理士の資格を取得して、地元で実務経験を積んだ後、1989年に当事務所を開業しました。
岡本:
独立当初はいかがでしたか?
三林:
順調だったと思います。当時はまだバブルで事業を起こされる方が多く、会社を作られて間もない方からお仕事をいただけることができました。 コチラも開業したばかりなので、いろいろと接点があり、お客様と意気投合することも多かったですね。 その後、景気が悪くなってからもお客様からお客様を紹介していただけるなど、非常に恵まれていました。本当にありがたいことです。
岡本:
なるほど。先ほど経営コンサルタンティングの修業をされたとおっしゃっていましたが、お仕事の上ではどのように活かされているのでしょうか?
三林:
今は長引く不況の影響で企業は厳しい状況を強いられています。その中で生き残るためには、2~3年の時代の流れを読み、数字に基づいた事業計画を立てることが大切です。ただ経営者の方は本業で忙しい。そこで私どもが参謀役として、お客様をバックアップしているのです。たとえば、お客様の来季の経営目標を伺い、それに対して必要な利益率や人的コストなどを実際に出します。会計上の数字を知って頂くことで、事業計画をより明確に把握してもらえるというわけです。それはお客様が積極的な経営を進められる上で非常に重要なことなのですよ。
岡本:
事業計画を立てた後のフォローも非常に重要になると思うのですが。
三林:
おっしゃる通りです。私どもでは月に一度、利益率などの経営上の数字を通してお客様の状況を見ています。また、決算期には、決算報告会というのを開き、経営者の方と共に一年を振り返る機会を設けているのです。決算というのは将来へつながる指標となるだけに、経費の使いすぎや、削減できる点を見つけられるなど、経営者の方にとって非常に学ぶべきことが多いのです。もちろん、損益の不一致など経営者の方が疑問に 思われていることに対しては、私どもがきちんとご説明するようにしています。
決算の際に重要なことは、お客様に会計上の数字に興味を持っていただくことです。会計的な思考を経営者の方に持っていただければ、来期にはより有益な事業計画を立てることができます。そのため私どもでは、複雑な会計書類の情報をシンプルに加工して、お客様に分かりやすくお伝えするようにしているのです。
岡本:
そうしたお客様への細やかなサポートをされているからこそ、こちらに寄せられる信頼も大きいのだと思います。所長にとって、このお仕事の魅力はなんですか?
三林:
事業計画が成功したお客様から喜んでいただけることです。そんなお客様の喜ぶ顔を見るために、良い結果が出せるよう一生懸命頑張っています。
岡本:
なるほど。では最後に今後の展望をお聞かせください。
三林:
事務所全体のレベルアップのためにも、継続的にスタッフの数を増やしていきたいと思っています。そうすることで、お客様へのサポートをより充実したものにしたいですね。その中で、スタッフ一人一人が専門分野を持つ事務所でありたいと思っております。そしてお客様の様々なご依頼に対して、当事務所ですべて対応できる体制を整えていくつもりです。
岡本:
これからもがんばってください。
スタッフ一人一人の力が企業の未来を支える
法人クライアント数約180社、個人クライアント数約60件を抱えているJ-MACS税理士法人。そうした多くのクライアントを支えているのが三林所長をはじめとする14名のスタッフだ。彼らは経営者の抱える悩みをあらゆる角度からとらえ、確かなアドバイスで解決に導いている。
『この仕事は専門知識だけでなく、お客様から信頼を得られることが大切です。お客様に「あなたが言うならやってみよう」と思っていただけるぐらいでないといけません。』
と語る三林所長は、数多くの研修を実施するなどスタッフのメンタル面の育成にも努めてきた。その結果、スタッフにも顧客本位の姿勢が浸透していったのだ。すぐれたスタッフによって、J-MACS税理士法人のクライアントの経営はしっかりと守られている。
対談を終えて… 岡本富士太
企業が利益を上げることは容易ではありません。しかし、こちらのように確かなサポートをしてくれる会計事務所でしたら、クライアントもしっかりした事業計画を立てることができますね。まさに企業の参謀役といえます。